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卯の端其根日記

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(ホツマツタヱは暫くお休み)

潜在意識はガンを克服する - 乃

2022/09/25 (Sun) 05:13:26

ある日、30代の主婦の方から相談を受けた。その女性は、医者に乳ガンだと診断され、このままでは命が危ない。すぐに乳房の切除手術をすれば助かる可能性があるので、手術を強くすすめられた。しかし、どうしても手術を受ける決心がつかず、私のもとに相談に来られた。

話をお聞きして、どうアドバイスすればいいか分からなかったが、どうしてもこの人を救いたいと思った。その時、自分がこの人のためにできることは、潜在意識の力を使うことしかないと思った。

まず、その人に「反省」を行うことをお勧めした。医学的、科学的にはさまざまな原因があるが、かなりの部分、潜在意識が働いて、自分で病気を創り出してしまっている。潜在意識は何かを実現する強力な力を持っているが、良きものを望めばそれを実現するし、悪いものを望めばそれも実現する。ガンはその典型的なものだと言われている。

心の中で長期間悪いことを考え続けていたら、潜在意識はそれを望んでいると受け取り、それを実現する。自分を罪深い人間だと思い続けると、自分を傷つけることが実現し、「ああ、やっぱり自分は罪深いんだ」と納得する。女性が、自分は女として罪深いと思い続ければ、女性の象徴的な部分にガンができる。潜在意識の理論ではそうなる。

私は彼女に反省によって、心の中で自分を悪く思い過ぎている思いがないかを考えてもらうことにした。そこで彼女が発見したのは、妻として、母として、自分は不適格であるという自己卑下、自己処罰の思いだった。そこで、代わりに本来の自分の素晴らしいところを発見することをお願いした。また、これを毎日繰り返し行うようにアドバイスした。彼女は真面目な性格だが、どこか暗さがあった。しかし、「本来の自分」をキーワードに自分で考えてもらうと、笑顔の明るい自分の顔が浮かんできた。そして、本当は小さなことに感動し、笑顔を喜ぶのが「本来の自分」ではないかと思うようになれた。そこで、潜在意識の中にある暗い自己像をいつも笑顔の自己像に変わるようにお願いした。そして、ひとつ重要なことを彼女と約束した。笑顔の自分が毎日続くというイメージが必ず実現すると信じて疑わないこと。どうしてそうなるかは考えず、とにかく信じて、決して疑わないことということを。

彼女をこの実践を素直に毎日やり続けた。そして、その間担当医から手術を何回も勧められながらも、断り続けた。3ヶ月経過して、定期検診の時、担当医が驚いた。ガンが消えていた。

自分の潜在意識がつくったガンは自分の潜在意識で消すことができるのだ。

Re: 潜在意識はガンを克服する - 乃

2022/09/26 (Mon) 05:25:27

60代になっても病院に看護師として勤め続けた知人が急に仕事を辞めた。その理由は、ガンだった。医師には余命半年と宣告されていた。彼女は、私に最後の挨拶に来た。長年看護師だったので、半年以内には死ぬと言って、医者の言うことをそのまま受け入れていた。私は、彼女の真面目で人の言うことをそのまま受け入れる性格をよく知っていた。もし彼女のガンが医学的な原因とは別に、自分の潜在意識がつくったものであったならば、まだ助かる可能性があるはずと感じて、ここは医師からの宣告とはいえど、素直にならない方がいいと思った。

そこで、彼女の潜在意識がどういう思いでガンをつくりだしたのかを推定するために、彼女から昔話を聞き出すことにした。看護師として患者さんのために働き続けたご苦労をお聞きして、感動を覚えた。しかし、それとは別に、気になる部分があった。彼女は子供の頃からキリスト教の信仰を持ち、教会で「人間は生まれた時から罪を持った存在であり、その罪を洗い流すために、イエス・キリストが神の一人子として地上に生まれられ、十字架にかけられ亡くなられたのは、全人類の罪をすべて清算するためだった」という教えを深く信じていた。その影響で、「私は生まれた時から罪深い」と自分に言い聞かせている傾向があった。

このことは彼女の人間関係によく表れていた。病院では患者さんのお世話に集中していたが、一歩病院を出ると、人間関係で上手くいかないことがあるとすべて自分の罪のせいであると無意識に考えていた。彼女は私に昔話をしながら、私の指摘によって、そのことに自分でも気づいた。いや、以前からうすうすそうではないかと思っていた。しかし、自分で認めることが怖かった。

その後、彼女には、潜在意識に「罪深い自分」ではなく、「愛深い自分」を描いてもらうことにした。愛深い自分が半年後もずっと生きていて、周りの人々にお世話をしている光景を描いてもらった。彼女はそれを毎日繰り返した。そして、私は彼女に約束してもらった。このイメージが必ず実現することを信じ続けることを。潜在意識といっても彼女には理解できないので、自分の心の中にいる神様はそのイメージを実現する力をお持ちであると信じるように言った。どのように実現するかは心の中の神様にお任せして、ただ信じ続けて、決して神の力を疑わないようにと。

あれからもう何年も経つが、彼女は地域のボランティア活動でお年寄りのお世話を毎日行っている。ガンは既に消えている。

Re: 潜在意識はガンを克服する - 乃

2022/09/27 (Tue) 05:07:09

アメリカに長年住んでいる日本人の知人から聞いた話だ。彼女の友人に中南米からアメリカに移民してきた貧しい男性がいる。実名は出さずにここでは仮名でベンと呼ぶ。ベンは安い給料ではあるが、お金を貯めて、母国の家族に送っている。それができるのは、家族への愛だった。

ベンがある時ガンを宣告され、数ヶ月も持たないと医師から言われた。そのことを知らされた私の友人の女性はショックを受けて、何としても彼を助けたいと思った。そこで、彼女は、潜在意識の使う方法を学んでいたので、その方法をベンに教えることにした。

彼女がベンに教えたのは、反省。とくに、自分の心の中で、他人を悪く思う思いがないかどうかを振り返る。彼は言われるがままに自分のあらゆる人間関係で、相手を悪く思ったことをできるだけ思い出すことをした。すると意外な人物に対して、無意識に強い憎しみを持っていることに気づいた。それは実の父親のことだった。

母国の家族を愛しているから、危険を犯してアメリカに移民して、稼いだ金を仕送りしていたはず。ところが、潜在意識では、なぜ自分が母国を離れて、アメリカで苦しい仕事に耐えてお金を稼がなければいけないのか、本当はやりたいことがあったのに、その夢を捨ててまで、アメリカで重労働をしなければならないのか。その理由は家が貧しいことであり、その責任は父にあるのではないか、という思いがあった。

潜在意識の厄介な点は、主語の区別がないことである。ベンが他人、たとえば父親を憎むと、憎んでいる相手が父なのか、自分なのかの区別がなく、ただ憎しみという破壊的な思いが自分に実現する。ガンはその通りに自分を破壊してくる。これが彼のガンの原因だったことに、私の日本人の友人は気がついたのだ。そこで、彼女はベンに自分と父親が何か一緒に行動し、心から調和し合っている光景を心に描くように言った。ベンは、本当は自分がやりたかった音楽の仕事をしていて、父の前で演奏しているシーンを描き続けた。彼はそのシーンを一年以上、毎日毎日描いた。その間にベンの表情は明るくなり、まだ実現していないのに、既に実現したかのように、喜びに満ちていた。

ある日、検査でベンのガンは消えていた。健康を回復したベンは、貯まったお金でアメリカ移民後初めて母国に帰り、父親と涙ながらの再会を果たした。

Re: 潜在意識はガンを克服する - 乃

2022/09/28 (Wed) 05:22:45

私が尊敬する女性の友人で、日本から単身アメリカに渡り、芸術関係のビジネスで成功した人がいる。その人のバイタリティ、神への純粋な信仰心、芸術普及への使命感を心の底から尊敬している。

ところが、その彼女がガンになり、余命が一年あまりということが分かった。私には彼女がとてもガンになるタイプには想像できなかったので、言葉を失った。

しかし、彼女は当初はショックを受けながら、すぐにある行動に出た。潜在意識の理論をジョセフ・マーフィーの本から学んでいた彼女は、医師のガン治療はある程度受けつつ、潜在意識の力で治そうと決めた。そのために、定期的に反省のための瞑想を行った。彼女は過去心の中で思ったネガティブな思いを繰り返し振り返ってみた。

その時に出てきたのは、「自由になりたい」という思いだった。彼女は、昔から不自由な自分の環境に不満を感じ、自由を求めていた。日本の田舎で生まれ育ち、都会に出ても不自由さを感じ続けて、何とかして真の自由を得たいと思い、遂に日本から「自由の国・アメリカ」に渡った。そして、苦労を重ねて、成功した。

確かに、自由を得たと思った。ところが、心の中には依然として不自由を感じる思いがあった。田舎を飛び出して、都会に出ても、アメリカ渡っても、自分の環境を否定的に見続けていたことに気づいた。また、潜在意識の中にあったのは、芸術の夢を実現することより、自分に与えられた環境を否定する思いだったことに気づいた。その否定の思いがガンになって実現した。

彼女は反省を終えて、今度は、瞑想の中で潜在意識に夢を描くことにした。

自分の原点に帰って、日本人の感性を生かして、自分にしかできない芸術を実現している姿を描いた。すると、瞑想の中で初めて真の自由を実感し、幸福感に満たされた。その時に、自由は環境によって得られるものではなく、すでに神様から心の中に与えられていたことに気づいた。彼女は毎日瞑想して、その幸福感を持ち続けた。そして、潜在意識の幸福な姿は必ず現実となると信じて、疑わないことにした。 その後、ガンは消え、アメリカに戻り、夢の実現に向けて活動を再開した。

コラム(2) ナポレオン・ヒルとその息子 - 乃

2022/09/29 (Thu) 04:55:32

ナポレオン・ヒルは「成功哲学の祖」と言われるアメリカの著作家。「Think and Grow Rich」(思考は実現化する)は全世界で7000万部を売上げベストセラーとなった。

その彼が、ニューヨークで子供の出産に立ち会うことになったときの話だ。病院の待合室で、子供の生まれるのを心待ちにしていた。しばらくすると子供の産声が聞こえ、医師が分娩室から出てきて、彼に近づいてこう告げた。「男の子が生まれましたが、残念ながら耳がありません。この場合は、一生耳が聞こえないことになります。」 この言葉に彼は「なんでそんなことが言えるんですか。だって、今生まれたばかりではないですか」と言った。医師は「お気持ちは分かりますが、耳がない子供が生まれたケースは、聴力を持つことができないんです」と応えた。彼は「私は絶対に諦めない」と言い残して病院を去った。

ナポレオン・ヒルは、医学的データというこの世の常識に屈服しなかった。その代わりに、潜在意識の力を信じた。

その日から彼は「絶対に諦めない。息子を必ず治してみせる」と言い聞かせを自分自身に行い、また、どうしたら耳が聞こえるようになるかの情報を世界中から集めることにした。そして、息子が寝る前に「必ずお前の耳は聞こえるようになるから」と耳元でささやき続けた。この言葉は自分自身にも毎日欠かさず繰り返すようにもした。

すると20年後、息子の聴力は健常者の65%まで回復するに至った。

まさに、潜在意識の力の実現なのだ。できる限りの努力をすべて行い、強いイメージを持ち続け、決して諦めなかったことがこれを可能にしたのだった。

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